読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

犯罪

犯罪

  • というようなことを再確認した。
  • 紹介文にあるように、彼らは「悪に魅入られた」んだろうか。「哀」しく「愛おし」い存在なんだろうか。そんな表現よりはずっと淡々としていてだからこそふかく染みこんでいく人間のかたち。
  • 次作も邦訳が出ているので読みたい。

[追記]

  • 作品中の犯人たちには確かに哀れさや共感を覚えるしとくに最後の物語などはほんとにいい話、なんだけど、なんだか惹句に引きずられていろいろ考えてしまった。「普通の人」が犯し得る罪には同情し、理解し難いソシオパスのような人が引き起こす犯罪には簡単に「死刑になって当然だ」と言い放つ風潮がいやなのだ。彼らの罪にを同情を寄せて軽くせよというのではない。しかし罪は罪、とせず感情論で人が人を裁くのは恐ろしいことだと思う。
  • 理解を越えるものへの想像力を鍛えるのも文学、だと思うのだけれどなあ。まあそれはこの作品の主題ではないのだろう。大脱線。